主体的に生きる

文系出身SEが29歳から人生について本気で考える。

SEを目指す就活生/新人SEにおすすめの本

春ですね。新たにSEを目指す就活生、またはこの春からSEとして働き始めるあなたにオススメの本を紹介します。

はじめに、僕は今年入社8年目の文系出身SEです。中小の受託ソフト開発会社に入社し、PCキッティングからシステムの設計、プログラミング、テスト、運用保守、プロジェクト管理までやってきましたが、これといった強みもなく、将来への不安を漠然と感じてます。SEは勉強し続けることが基本です。やるのとやらないのでは当然大きな差が生まれます。となればやるしかないです。

 

まずは鉄板、『なれるSEシリーズ』。

なれる!SE 2週間でわかる?SE入門 (電撃文庫)

なれる!SE 2週間でわかる?SE入門 (電撃文庫)

 

いきなりラノベかよ、と思われますが、バカにできません。僕もライトノベルというものは初めて読みましたが、実にこの業界の現実をよく映し出していると思います。といっても、ここまでブラックな(?)状況は滅多にないのでは?少なくとも僕はここまでひどい状況は今までなかったです。

 

「スキル不足で仕事ができ上がらないなら、その分、かける時間でカバーするだけよ」

「やれ終電だ、やれ教育を受けてないって言い訳する人間を、仕事仲間と認められないって言ってるのよ」

 

室見さんの言葉が刺さります。この業界の闇も垣間見える面白いシリーズ。

本棚にラノベ置きたくないよって人は(僕もですが)Kindleがオススメ。電車での読書もはかどります。

Kindle Paperwhite Wi-Fi、ブラック

Kindle Paperwhite Wi-Fi、ブラック

 

 

 

 

 次にこれ。

なぜ動くんでしょう??プログラムをコンピュータが理解できる形に変換して実行するまでの仕組みが詳しく書いてあります。僕も入社後に会社に渡されて読みましたが、正直今でもうやむやになっている気がしますね。。なのでこれが体系的に理解できれば僕なんか軽く超えられます。逆に言うとこれがわからなくてもプログラムは書けますが、やはりわかっていた方がいいと思います。

 

 

最後はこれ。

この1冊ですべてわかる SEの基本

この1冊ですべてわかる SEの基本

 

プログラミングではなく、上流工程やプロジェクト管理についてが中心になりますが、うまく回ってないプロジェクトや炎上を経験した後にこれを読むと、SIerはここに書かれている基本がなってない!と憤ること間違いなし(喝)。本当にこれがすべてだなと思いました。逆に言えばこの基本を抑えておけば上司からもお客からも協力会社からも一目置かれるSEになれること間違いなし。

 

最後に、読書、勉強はどんどんやりましょう。勉強するのはタダです。今までの経験上、社会人になってから勉強しない人の方が多い印象ですが、決して周りに流されないでください。

僕はいま、やりたいこと、勉強したいことがたくさんあります。同時にもっと若いうちからやっておけば、という後悔もあります。

なんとなくSEっていいなと思ってる就活生も、ここに紹介した本や自分の興味のあることを勉強して、自分の進む道を、もう一度真剣に考えて欲しいと思います。

とは言え仕事は何でもやってみないとわからないけどね。では。

 

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