主体的に生きる

文系出身SEが29歳から人生について本気で考える。

物欲を抑える方法

必要なものが必要なだけあればいい、なるべくモノを持たない、というミニマリズムの考えが広まって久しいです。僕もその考えに大いに賛成で、できることから実践しています。

普段は買い物に出掛けても衝動買いはしない僕ですが、最近ファッション誌を久しぶりに読んでいたら無性に服が欲しくなってしまいました。今回は僕が服の物欲を抑えるために実践している方法を紹介します。

 

 

 

そもそも服の物欲とは

 

2通りあると思います。

ひとつは「衣食住」の「衣」にあたる「本当に着るものが必要だから」という理由。寒いからニットやフリースが欲しい。仕事で必要だからスーツ、シャツ、スラックスが欲しいというパターンです。

もうひとつは人から「おしゃれに見られたい」という承認欲求から来るものです。ファッションは自己満足とは言いますが、他人から見られることが前提としてあると考えています。そして今回の「物欲を抑える」というテーマはこちらにあてはまります。では物欲を抑える方法を紹介します。

 

 

物欲は寝て断て

 

衝動買いは一時的な欲望から生まれます。

しかし一時的な欲望は時間が経てば収まってしまうことが多いです。寝る前までそのモノが欲しくて欲しくてたまらず、電車の中やベッドの中でもスマホでそのモノについて調べたり妄想を繰り広げていても、寝て起きると朝には忘れていることがよくあります。

逆に朝起きてもそのモノが欲しいと思っている状態が続いているのであれば、自分は本当にそれが欲しいんだなと思うようにしています。まずは、物欲は寝て断て、です。

 

 

欲しい理由を今一度考える

 

なぜそれが欲しいのか?本当に必要なのか?実用的なのか?いまいちど考えてみましょう。特に危険なのが「安いから」買うという行為。安いから買うというのはそのモノ自体に魅力を感じているのではなく、価格に魅力を感じているだけです。安いからといって買ったものは結果的にすぐに使わなくなることも経験上多いです。セールで残り1点のときは特に注意してください。僕は下記のことを心掛けて自分にとって本当に必要なものを見極めるようにしています。

 

迷っている理由が「安いから」なら買わない

迷っている理由が「高いから」なら買う

 

 

使う回数を考える

 

例えば休日に街に着て行くための私服を買うとします。会社員で普段スーツという方であれば月の休みは8〜10回程度なので、私服を着る機会は各シーズン(春夏秋冬)毎に多くても30回程度ですよね。

ここで、あなたはすでに私服を十分持っていてその枚数でやりくりをしてきたわけです。今回新しい服を買ったとして、その服を何回程度着るでしょうか?

週一で着たとして月に4回、1シーズン(3ヵ月)で12回です。その服が12,000円だったとしたら1回1,000円かかっているわけです。1回1,000円を払ってその服が着たいのかどうか、自分に問いかけてみます。

さらにその服を買うことで、すでに持っている服の出番が減ってしまいます。

そうやって冷静に回数を計算していると自然と物欲が消えていきます。

 

 

安いもので試してみる

 

それでもどうしても欲しいときがありますよね。去年僕にあったのが「ラコステのポロシャツ」が欲しい時期です。ラコステのポロシャツは誰もが知っている定番アイテムですが、ポロシャツの原点であり、現在でも日本製のポロシャツは職人によってこだわりの製法で作られています。

本当に必要で「ポロシャツが欲しい」というよりは「ラコステのポロシャツが欲しい」状態でした。ちなみに僕は普段ポロシャツは着ません。そこでお試しということでユニクロや無印で安いポロシャツを買ってみることにしました。それでポロシャツが気に入ってやっぱりラコステが欲しいとなればラコステにアップグレードしようと思っていました。

結果、無印のポロシャツである程度満足してしまい、結局ラコステのポロシャツは買っていません。とりあえず何か欲しいというときは安いものを買うことで、物欲を抑えることができます。上で紹介した買う理由が「安いから」なら買わないに反していますが、自分に本当に必要なものなのかどうかの判断材料とすることができると思います。

ラコステのポロシャツは今年も欲しいな〜とは思っていますが、無印のポロシャツがまだまだ活躍しているので、なんとか物欲を抑えられています。でも欲しいな〜。とりあえず寝ます。では。

(ラコステ) LACOSTE ラコステL.12.12ポロシャツ(無地・半袖) L1212AL 166 ネイビー 003