主体的に生きる

文系出身SEが29歳から人生について本気で考える。

うつで休職 〜旅行はまだ早かった〜

こんにちは、現在休職中のhillocです。

突然ですが僕は旅行や温泉が好きです。

うつで休職になって一週間後、遠出するような元気もあまりなかったものの、癒しを求めて「とりあえず温泉だ」ということで一泊で近場の温泉に行くことにしました。

具体的に言うと箱根です。都内からのアクセスもよく、何度か訪れている温泉地でした。

 

 

前回まで書いたように、休職までの流れが急展開だったこともあり、頭の中は混乱と罪悪感がひしめき、それまではあまり経験することのなかった頭痛が発生するようになってしまいました。

不整脈の発作はその後ありませんでしたが、胸が苦しくて気持ち悪い感じが続きました。

さらに初めての抗うつ薬に体が拒否反応を起こしたのか、最初はひどい下痢になり、次の日からはひどい便秘になりました。

 

その後一週間の過ごし方といえば、「録画した番組をぼけーっと見て、寝たい時に寝て、食欲が出た時に食べたい物を食べる」というような、なるべくストレスをかけずにリラックスできるような過ごし方を心掛けました。

 

さぁそしていざ箱根旅行の日、平日だったので朝はサラリーマンに混じって駅に行って電車に乗りました。当たり前のことだけど「みんな働いているんだな、偉いな〜」と思いながらまた自分が休んでいることへの罪悪感を感じてしまい辛かったです。

 

それでまぁなんとか箱根に辿り着き、温泉も宿もよかったのですが、結果的にはあまり気分も晴れないし症状もよくならなかったです。

 

さらに軽くハイキングなんかもしたのですが、途中から頭が痛くなってしまい、思ったよりもリフレッシュできなかった気がします。

 

以前は好きで楽しめていたことにも楽しめなくなっている自分に対してショックを受けてしまいました。

 

まだ大丈夫と思っていたけど、意外とそれまでに蓄積されたダメージは大きかったのかもしれません。 

 

それでまぁいろいろとうつ関係の本とか読んだりしたのですが、休職の過ごし方は3つのステップを踏めと書いている本があって参考になりました。

 

決定版「軽症うつ」を治す (角川SSC新書)

決定版「軽症うつ」を治す (角川SSC新書)

 

 

その3つのステップとは以下です。

1.ダラダラ期

→何もしないということを積極的に行う

2.活動期

→活動量を増やして徐々に体力を回復させる

3.復職期

→ぼちぼち働きたくなってきたら社会復帰のためのリズムを取り戻し、職場環境の調整を行う

 

僕の場合でも、どうしても仕事のことを考えてしまい、さらに「気分転換しなければ」と半ば無理やりに旅行に出掛けたのが間違っていたのかもしれません。

ということでこれ以降は徹底してダラダラを決め込むことにしたのでありました。では。