【善光寺】7年に一度の御開帳
先日、長野県は善光寺に行って参りました。
目的は7年に一度の「御開帳」のため。4/3〜6/29の「御開帳」の期間、絶対秘仏である御本尊の御身代わり「前立本尊」(鎌倉時代・重要文化財)が公開されます。
本来は2021年に行われるはずが、コロナの影響で1年延期になり、今年のこの期間になりました。いよいよ6/29に御開帳終了、ということで、少しでも参考になるようにレポートしてみます。
ということで金曜に半休を利用して午後から仕事を休み、移動。夕方に長野駅に到着。
長野駅の駅舎は2015年にリニューアルして綺麗です。
長野駅から25分ほど歩くとまずは仁王門が見えてきます。
両脇には2体の仁王像・阿形(あぎょう)と吽形(うんぎょう)が参拝者を待ち構えており、その大きさに圧倒されました。
夜だとライトアップされていてより迫力が増しますね。
仁王門をくぐると山門が見えます。
山門をくぐると回向柱(えこうばしら)と本堂が見えます。
回向柱には綱が結んであり、これが糸になり本堂の前立本尊の中指につながっています。
なので回向柱に触るだけでご利益があるとされています。
夜は回向柱に触る列もなく、御朱印を書いてもらう列もなかったですが、翌日、日中のあまりの行列に驚くことに。。
ちなみに善光寺の様子はライブカメラで配信されていますのでチェックしてから行くのがよいでしょう。
翌日、土曜朝から再び善光寺に向かいます。
善光寺に向かう道には藤屋 御本陣や七味で有名な八幡屋礒五郎本店、そして長野初出店となるBEAMSが期間限定でオープンしてます。BEAMSには別注の八幡屋礒五郎の七味もありました。
9時過ぎに善光寺に到着すると、すでにすごい行列!
回向柱に触るだけでもなんと90分待ちになっていました。僕は前日夜に回向柱に触っていたので、前立本尊にお参りするためにチケットを買って並びます。
1時間くらい並んだでしょうか。途中で混雑しすぎてチケットの販売が一時停止しておりました。
無事に前立本尊にお参りし、その後本堂奥の階段を下って真っ暗な通路を進みます。
これはお戒壇巡りといい、一寸先も見えない暗闇の中を進み、途中の「極楽の錠前(じょうまえ)」を探し当てます。
この錠前は御本尊と結ばれており、触れることで直接ご縁を結べるといわれます。
善光寺近くの蕎麦屋、門前そばももとせで早めのランチをいただきました。
7年後にまたお参りに来れるといいな、と思いながら長野を後にしました。
ということでこれからお参りに行く方は回向柱に触ったり御朱印を書いてもらうなら夜がおすすめ。
ライブカメラで混雑状況を確認してから行くのがおすすめ。
前立本尊にお参りするなら早朝がおすすめ。土日の日中は相当並ぶ覚悟を持って行ってください。では。