主体的に生きる

文系出身SEが29歳から人生について本気で考える。

受託開発SEを辞めたい理由

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過去の話です。客先常駐して受託開発SEをやっていた頃に考えていた、転職したい理由とそれに対する考察をメモしたものです。立場としては、元請けのSierがいて、下請けとしてその会社に常駐し、開発および運用・保守を担当していました。振り返ってみると「あれが嫌だ、これが嫌だ」でじゃあお前は何がやりたいんだっていう状態ですね。

結局半ば逃げる形で転職しましたが、転職するにしてもしないにしても自ら環境を変える努力が必要だと思います。受託開発SEを辞めたいなと思っている方は参考にしてみてください。

目次

 

 

 

職場環境が嫌だ


・客先常駐で上下関係がはっきりしていて親密な人間関係が築けない。
→自分からコミュニケーションを取って関係を構築しようとしたのか?


・自社のメンバーが少なくて肩身が狭い。
→自分が頑張って自社のポジションを広げようとしたのか?


・先輩が直接的な教育をしてくれないし、仕事を教えてくれない。
→自分から聞きに行ったのか?納得するまで教えてもらったのか?


・資料やノウハウが整理されておらず、いちいち確認や調査しなければならない。
→どこの職場もそんなもん?自分で整理しようとしたのか?


・人月で働いているため、時間分は職場にいなければならない。
→逆に言えば開発PJほど残業しなくても言われたことさえやっていればいい楽な環境?


・開発マシンのスペックが悪い。
→替えてもらうように頼んだのか?


・本番環境に接続する回線が細すぎて使い物にならない。
→改善を提言したのか?


・検証環境が整理されていない。
→自分で使いやすいように整理したのか?改善しようとしたのか?


・こんな環境なのにPLになってしまい、責任が一気に増えてしまった。
→メンバーは少ないから管理はまだ楽だし、周りに気軽に質問できる先輩もいるから相談してみたら。

 

冷静に分析すると、自ら環境を改善していく努力が足りないのではないか。そして転職するなら、客先常駐がなくて、研修や教育がしっかりしているところがよいのでは。

 

 

仕事内容が嫌だ


・現在担当しているシステムに興味がないし、詳しくなったところで先があるのか不安。
→他のどんなシステムなら興味があるのか?


・以前チームで短納期で必死に作ってリリースした機能が客の役に立ってない。
→真摯に受け止め、徐々に改善していけばいいのでは?


SIerが客の言うことばかり聞いていて、短納期で仕様もちょくちょく変わり、PJ管理できてない。
SIerはそんなもん、客もスピード勝負の業界だし、受託開発ならお客が第一は当たり前


・開発環境や技術が古い、ソースがぐちゃぐちゃでよくわからないし、仕様書もない。
→大規模開発はどこもそんなもん?先輩も全ての動きをわかっているわけではないし、一応バグ直したり、なんとか動かせているからいいじゃんと考えてみる。


・下請けのため、顧客折衝して仕様を決めていく部分に参画できない。
→上流工程を本当にそこまでやりたいのか?


・テストが面倒。
システム開発だからテストは当たり前、楽にできるよう改善しようとしたのか?


・今の運用保守の仕事を続けていてもスキルが向上しない。
→逆にどんなスキルが欲しいのか?獲得に向けて自分で勉強すればいいのでは?


・もっとやりがいを持ちたい。
→どんな仕事ならやりがいが持てるのか?

 

冷静に分析すると、今の仕事が嫌だと言えるほど、本気で取り組んだのかが疑問。

そして転職するなら
システム開発なら自社サービスを持ってるところ
システム開発にとらわれず、本当にやりたい仕事ができるところ

がよいのでは。

 

現在の会社が嫌だ


・得意としている分野の将来性に不安がある。
→自分で新規事業を開拓しようとしたり、提案したのか?


・尊敬できる先輩がいない、少ない。
→先輩のことを本当に知ろうとしたのか?尊敬できる点を見つけようとしたのか?


・世の中には会社は他にもたくさんあるから、他の会社も知ってみたい。
→これは一理あるよね、今の会社がベストとは思わない。


・もっと給料が欲しい
→転職活動をやってみていろんな求人見ると、自社でもそこまで悪くないと思えた。


・残業することが偉いと考えてる上の人がいる。
→これはもうどうしようもない。他人を変えることはできません。どこの会社もそんな老害いるのかな?

 

冷静に分析すると、現在の会社でもいいところもあるから自分の考え方を変えてみるのも一つの手。そして転職するなら成長性・将来性がある業界がよいのでは。

 

 

結論

僕の場合の転職理由は上記のようなネガティブなものから始まっています。

〜が嫌だ、と思うのはしかたのないことです。しかし人は違和感に馴染むのが早いもの。嫌なことにもそのうち慣れてしまうのです。初めはキツかった夜遅くまでの残業も、気づけば日常のようになっていませんか?あなたの人生はあなたの自由なんだから、嫌なことを無理して続ける必要はないですよね?

また、転職するにしても、現在の会社に残るにしても、環境を変えるためにはそれなりに努力しなければならないと思ったものです。誰かが助けてくれるような甘いものではありません。

最近また仕事辞めたくなってきたので、同様に理由を分析してみたいと思います。では。

 

追記

書店で何気なく手に取った本に核心的なことが書かれていました。

SEがメンタルをやられる原因として、業務上求められる技術水準に達していないことがもたらすストレスやプレッシャーによるケースが多いとのことです。

僕も当時大したスキルもないのに年齢が上がって責任のある立場になったときに非常にストレスになりました。さらに「業務に必要なスキルを身に付けたとしても、ここでしかやっていけない」という思いが転職に拍車を掛けました。

現在もややそんな思いを抱いているので、やっぱり仕事内容はよく考えた方がよさそうです。

心が折れる職場 (日経プレミアシリーズ)

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